石の鐘日記

2008.4.24
「 念仏者九条の会」第6回全国集会+交流会in長野」の全国集会が称名寺で開催されました。

奥信濃の、なぜか懐かしい、のどかな夕日。その風景にそぐわない、石の塊。敗戦後66星霜を経て、現在も田舎の寺の鐘楼に、巨石がつるされている。戦時、供出された梵鐘は、戦車に、戦艦に、それとも人殺しの弾丸になったのだろうか。仏教界をものみこんだ、アジア太平洋戦争の爪痕。その無言の「石の鐘のこだま」をわたしたちはどう受け止めたらいいのか。そんな想いのなかで、今回の映画は企画された。
政治の世界では、他国侵略、命のとりあいに懲りずに、政界に冠たる「憲法第九条」さえも改定し、戦争ができる体制づくりも目論んでいる。大きな負の遺産から、わたしたちは何を学び、何をしなければならないのか。信州の片隅から、全国発信します。「石の鐘のこだま」はあなたにどう響きますか。そして、あなたは、、、(レジュメより)


地元メディアの取材を受ける称名寺住職・佐々木五七子さん